ルワ女-とあるルワンダで働く女子大生のブログ-

アフリカ(ルワンダとナイジェリア)で働いている日本人女子大生でした。憧れの新橋OL→中古車屋(24) アフリカの商売について綴ります。

ルワンダの外食産業

日本人がいない。
中国、韓国、日本料理、イタリアやエチオピア料理など、
数は少ないですが様々な種類のレストランがルワンダにはあります。
ただ、日本人のレストランはありません。

 

ナイジェリアも、韓国人経営の韓国料理屋、中国人経営の中国料理屋はありますが、日本食はあるのに「日本人が経営している」日本料理屋はありません。

日本料理屋が少ない弊害は、地味に大きいと思っています。
韓国や中国は、自分自身がその土地に根付き、食も含め生活の部分から
じわじわ~っと自国の文化を広めていく印象です。
すると、その後の応用が速いし、現地の人がその国のステレオタイプを理解しているイメージがあるんですよね。
それがあると親近感があり、関係を築きやすくなるのではないでしょうか。
だから、独自の食文化が現地に広まっていると、他のビジネスも発展しやすいのかなあと思います。
(食文化とビジネスってあまり関係ないですかね。。。)

 

食文化が発達しない。
対して、ルワンダ人が経営しているレストランは、
ここは、芋。ここも、芋。こっちも、芋。全部、芋。
違うのは大きさか?というように、メニューはほぼ同じです。

 

それは何故か。ルワンダで食文化が発達しなかった背景に関わります。
ルワンダは、穀物が育ちにくく、種類も多くありません。
そのため、ルワンダの人たちは昔からその日口に出来るものがあれば良い
という生活をしていました。
だから、同じものしか食べられない。工夫する暇もないような環境だったのです。
ですから、ルワンダ料理はバリエーションもなく、
あまり凝ったものはないのです。


今後、近代化し、食習慣も変わっていくでしょう。
しかも、ルワンダでは現在、店舗数が少なく選択肢が少ないため、
大きなポテンシャルを持っているのではないでしょうか。
(アフリカ諸国を大きなポテンシャルがあると称するのは月並みですが。)