ルワンダの組合
私事ですが、10月21日に急性胃腸炎にかかり(笑)
一週間ほぼ動けなかったため、ルワンダレポートをお休みしておりました。
Cooperative
ルワンダでは、Cooperativeつまり組合(会社の縮小版のようなもの)が多数あります。
組合ごとに得意とするものが異なり、裁縫やカゴ編み。
カゴ編みの中でもアガセチェが得意だったり、
カゴが得意だったりします。
こうして「仕事によって技術をつけ、自立させる。」といった機能を持ち、
雇用を担保しているのです。
▲ルワンダの民芸品のバスケットです。至る所にあります。
Cow Horn Cooperative
先日商品の仕入れのために訪れたのは、Cow Horn Cooperative。
キガリの中心地から自動車で5分程に場所に位置し、
このCooperativeは日本人の元青年海外協力隊の方が、
ストリートチルドレン支援のために設立しました。
詳しくはこちら。
研磨などの過程を経て、牛の骨の加工品を作っています。
▲原材料の牛の骨です。加工すると美しい商品ができます。
「We don’t have jobs.so no one here today.」
▲組合リーダーのポール。
ですが、運営がうまくいっているようではありません。
大手企業が原材料の牛の骨の一部を買い占めてしまい入手できないことと、マーケや営業担当できる人材がいないため、新しいオーダーがないことによって仕事がまたなくなり始めています。
こういう光景を以前ミャンマーでも見て、なんとかしようとして動いたことはありますが、現地の方が
「困っているようで困ってない。」のも事実です。
なので、寄付金があっても現地の方は「よかった」で終わってしまいます。
「困っていそうに思われる」彼らに出会った時、
「どうにかしてあげたいな」と思うならば、まず良く相手を知ることが重要。
その上で「どうにかしたい」ならば、対等な立場で、出来る限りのお金使うか、
お金を作り出す仕組みを作ることが出来ることなのではないでしょうか??