ルワ女-とあるルワンダで働く女子大生のブログ-

アフリカ(ルワンダとナイジェリア)で働いている日本人女子大生でした。憧れの新橋OL→中古車屋(24) アフリカの商売について綴ります。

アフリカのスポーツビジネス -感動をお金で買うことは彼らに必要なのか?-

久しぶりのエントリです。

 

ルワンダから帰国後、新橋OLを嗜み、現在は中古車屋さんで働いています。

女子大生だったルワ女は、イラ女(今の彼はイラン国籍なので)になったりしてます。

 

さて、最近また幸いにもアフリカビジネスに関わっているので、どうしたらアフリカで稼げるかの疑問に関するアウトプットの場として本ブログを再開したいと思います。

 

日本のサッカーの楽しみ方とルワンダ・ナイジェリアのサッカーの楽しみ方の違い

 

「感動」や「非日常」がキーワードか?

日本でなぜ私たちがサッカーの試合に行くかというと、

ハラハラ・ドキドキを味わう、つまり感動したいからでしょう。

一体感味わうために、ユニフォーム買ったり

現場の臨場感を味わうために、チケットを買いスタジアムに行く。

つまり、感動したいから、対価を払うのが日本でしょうか。

 

「メインは賭け」がルワンダ流か。

ルワンダにいたとき、昼間からオジサンたちがペンをもってたむろっていたので、
何かと思えば、サッカーの試合に賭けていました。(友人同士で賭けているわけではなかった)

記憶がかなりあいまいですが、1口100RWF(≒14円)から。
サッカーチケットの値段は最近だと以下が定価みたいです。

Match Tickets:

 

「賭け+殺気立つ」のはナイジェリア流。

ナイジェリアの場合は、賭けサッカーがIT化されてますね。
以下のようなサイトを通してWeb上で賭けられる!1口50₦から(≒27円)。

http://www.bet365naija.com/frame.jsp?openpage=sport

 
そして、彼らの多くはAlways三丁目の夕〇のように、一つのテレビに群がって真剣にサッカーの試合をみます。ただ、ノスタルジックな気持ちにはなりません。たしか、W杯フランス対ナイジェリア戦の時。いつもがやがやしている近所がシーンとなり、町を歩くのが怖かった覚えがあります。
ちなみに、ナイジェリア代表のオフィシャルユニフォームはスーパーで定価1万円弱ほどで販売されていました。

 

上記の例からわかることは、試合の結果だけでなく、自分の懐に戻ってくるお金も影響することが日常的である。アフリカでは単に好きなチームが勝ってうれしいだけでなく、自分も遊べて、儲かる。より稼がせてくれるチームなら好きになる。ということでしょうか。

 

すると、アフリカでプロのチームにお金を落としてくれる仕組みを作るには、

顧客が感動するだけでなく、遊べて稼げることが必要。

そのためには、やはりチームは試合に勝てる、つまり強いチームであることが

アフリカでもまず重要なのでしょう。