ジョウロはないが、とうもろこしを育てる。
とうもろこしを育てる。
ルワンダにはメイズというとうもろこしに似た植物があります。
しかし、見た目は白く、味もあまりありません。
そこで、日本のとうもろこしを育てて売ってみようという試みです。
早速、水やりのためにジョウロを探しにショップへ。
土曜日でしたが、店主がいないようです。
・・・探しましたが結局見つからず、そのまま種まきに。
畑に到着後、順調に種まきを始めますが、道具が基本的に揃わないので、
そこらにある木を切って柵を作ります。
外国人が珍しいのか近所の子供たちが近寄ってきてきます。
無事に種まきも終わり、最後に水遣り。
畑の管理をしてもらっている家から水を買い、結局オケで水遣りをします。
帰りにもう一度先ほど訪れたショップに行きますが、やはり見つかりません。
そこで、家具を専門に扱うショップが集積している地域に行ってみることに。
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ありました!4000フラン(約300円)です。
日本だったら100均でも行けばそれらしいものが置いてありますが、
途上国ではジョウロ一つでも探す時間がかかります。
このように、途上国ではモノが揃いません。
なぜかというと、現地の人が買えないし、買わないからものが多いからです。
この度の種まきに必要なジョウロや柵だって、
結局あるもので済ますことが出来ました。
その代わり、体力と時間がかかりました。
日本からやってくると「なんてムダなのか」と思うかもしれませんが、
こちらではそれが「普通」。
途上国で生活するには、体力も時間もかかる。
でも、体力と時間をかけるのが最善策だったりします。
そうした日本人的なムダを笑って過ごせれば、途上国でもやっていけるそうです。
途上国に来る目的は様々ですが、こちらで生活してみることの意味の一つとして、
自分の適性を図るということもあるのではないでしょうか。