ルワ女-とあるルワンダで働く女子大生のブログ-

アフリカ(ルワンダとナイジェリア)で働いている日本人女子大生でした。憧れの新橋OL→中古車屋(24) アフリカの商売について綴ります。

ルワンダごはん!おしゃカフェ編Part2~KOICA支援の背景には?~

KOICA(韓国のJICAのような機関)の支援で設立された、
ベーカリーカフェRZ MANA(ラズマナ)。
ルワンダでは珍しい、セルフサービス方式のパン屋さんです。

f:id:fumiaoki:20141028153854j:plain

こちらも、ルワンダの高級住宅地方面のニャルタラマに位置し、
RDB(Rwanda Development Board)のすぐそばにあります。

 

f:id:fumiaoki:20141028154051j:plain
▲店内の様子。夕方の来店だったので、既に売り切れているパンもありました。
f:id:fumiaoki:20141028154458j:plain
▲カフェ機能もあるので、ドリンクメニューもあります。

f:id:fumiaoki:20141028154502j:plain
▲人気はエッグタルトらしい。700フラン(約100円)

f:id:fumiaoki:20141028154040j:plain
▲ケーキも置いてあります。 

RZ MANNA設立の背景には、ルワンダ人の自立支援が含まれています.
現地の方に、「パン作り」の技術を取得してもらうことにより
自立を促進。
高価格設定にしビジネスという対等な立場を確立、
継続して支援し続けられるということです。
しかも、店舗という目で見えるものがあることで、
韓国支援の存在感もあるのではないでしょうか。

対して、日本の支援と聞くと、イマイチクールなものがないというか、
その時の産業構造に合っているけどその後発展してそんなもの要りません!ってなるような事例が多い印象。
(まあ、日本にとっては養蚕とか縫製って途上国で安価で生産できるようになれば、
良いのかもしれないけれど)

そうして考えると、「調理」の技術移転って新鮮。
しかも、店舗があるってことは「小売」に近い技術移転もしてる、
韓国企業が進出しやすい環境作りへの一助にもなっているのではないでしょうか。