エジプト、中東展in ルワンダ
エジプト・中東展(エジプトや中東の商品の見本市)がルワンダで開催していたので、行ってみました。
感想を一言で述べると、「エジプト・中東展ではなかった。」ですね。
日本人は騙されないと思いますが、ルワンダの人が「これがエジプト・中東かあ!」
と認識してしまったら残念だと思います。
▲万能カッターと売り子のお兄さん。
▲エジプトの置物?キラキラ感がエジプトを感じさせます。
何が違うかというと、Made in China or Koreaの商品が半分くらい占めているのです。
例えば、イヤリングやネックレスの外箱?には思いっきりMade in China の文字が。。。
小さな体育館くらいのスペースでしたが、
万能カッターの実施販売が4ブース程もあり、その万能カッターはシンガポールからの輸入品でMade in china。(笑)
勿論、エジプト・中東展と謳っているだけに、
ピラミッドやスフィンクスの置物があったり、中東系の方が売り子がしているブースもありました。
しかし、全体の5割強程しか、エジプトまたは中東から持ってきたものではないようでした。後は、キガリのスーパーでも売ってるものも。。。
ではなぜ、ブースに店舗が入らないのか。
おそらく、ルワンダに輸出してもメリットが少ないからではないでしょうか。
そして、ルワンダ側の招聘力も弱い。
ルワンダはまだまだ購買力も小さく、人口も他アフリカ諸国と比べると少ないため、
マーケットは小規模です。
ルワンダは製造も資源もない国ですし、ビジネスとしてあまり魅力のある国ではない印象です。
(アフリカの中では大変安全なこともあり、投資先として近年注目もあびせようと日本ではしているようですが、、、)
小国かつ内陸国。
貿易が難しい状況の中で、他国にメリットを示すためには何をルワンダは押すのでしょうか。