ルワ女-とあるルワンダで働く女子大生のブログ-

アフリカ(ルワンダとナイジェリア)で働いている日本人女子大生でした。憧れの新橋OL→中古車屋(24) アフリカの商売について綴ります。

ルワンダの協会~祈るだけが教会ではない!~

毎週日曜日の午前。
ルワンダ人のほとんどは、自分の持っている一番良い格好で協会に行きます。
ただ、ナイジェリアと比べると、ルワンダ人の格好は地味な印象。
ナイジェリア人は、民族衣装を着ている人が多く、
そうでない人はドレス?みたいなスーツみたいなしっかりした格好の人が多い。
民族衣装も頭部にバラのような飾りをつけて、ど派手!!キラキラ!!って感じです。

 

ルワンダは、民族衣装を着ている人は10人中3、4人くらい。
シャツにスカートだけの格好の人もいました。

着飾っている衣装を比べるだけでも、国の豊かさが表現されるかもしれませんね。

 

さて、ルワンダにおける協会の役割は2つ。
(ナイジェリアでもそうでしたが、、、)
一つは、祈りの場。
もう一つは、社交の場。です。

 

日本人の私には、あまり理解できませんが、
聖書を持って、先生から教えを乞うて、ハレルヤ!と祈る。
神のために、歌い、踊ります。
それが、祈りの場としての役割。

 

社交の場。というのは、教会で出会った人と良いコネクションが築けて
自分のビジネスに役立ったり、奨学金がもらえたり、結婚相手を見つけたりするためにも使われている。ということです。
だから、自分を良くみせるため、自分の持っている一番いい格好で教会に行く。

 

日本なら、異業種交流会や街コン、その他イベントが目的別にあって、
毎週どこかしらで開催されますが、ルワンダではそういった出会いの場がありません。職場を持たないその日暮らしの人も多いため、コミニティーといったら近所付き合いくらいしかない人もいます。

 

今はまだ、教会に行く人も多いですが、リベラルが広まると
行かなくなる人も増えるでしょう。(ルワンダはまだまだでしょうけれども。)
教会にいかない人にとっても、人と出会ったり、
娯楽的なものにニーズはあるはずです。
そうした時、日本で既に確立されているようなイベント産業も、
儲かるかもしれないですね。